ゴーヤ育成日記

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2年にわたるベランダゴーヤ育成の記録です。

ゴーヤでグリーンカーテンを作ろうと思い立つ

ゴーヤの種をいただき、5月上旬にまきました。

目的はタイトルの通り。ゴーヤは日よけにもなって、食べてもおいしい!むしろ私は後者のほうが重要かもしれません。

別に育てていたプランターのソラマメがアブラムシの大襲撃を受け、さらに暴風雨で壊滅的なダメージを受けてあえなく朽ち果ててしまわれ、落ち込んでいたところに…

ゴーヤの芽

ゴーヤが出たー!
だいぶまいたので、これからかなりの本数がにょろにょろと出てくる予定です。

ゴーヤは虫もあまり好きではないらしいので、今度は虫食い被害で撃沈することがないよう祈ってます。脱・植物枯らしハウスです。

これからの成長に期待♪

ゴーヤ2か月後

7月、ちゃんとわさわさと葉が茂りました。

ゴーヤの葉

実際はこの写真に写っているはるか上まで伸びていて、そろそろ私の背の高さまで届そうです。

特に暑くなってからは、明らかに1日数cmは伸びている!ゴーヤの生命力はすごいです。

ツルはベランダのポールに巻きついたり、隣のゴーヤに巻きついたりしてるので、その都度軌道修正をしてやって、張った麻ひもに巻きなおすのが結構楽しかったりします。

そして、この日に発見したのがこれ。

ゴーヤの赤ちゃん

ゴーヤの元だ~!

大きく写っていますが、実際は1cmくらいです。これが食べられるまでになるにはあとどれくらいなのでしょう。わくわく♪

ゴーヤ開花

上記で撮ったゴーヤの元についていた花が3日後に咲いていました~!

うちのベランダは害虫は来るけど、花粉をばら撒きそうな虫はあまり来ていないようです。

仕方ないので虫の代わりに自分で受粉せねば…と見回すも、雄花がない!

よく探し回ると、はるかかなたの下のほうにちゃんと一輪咲いておりました。やはり自然はうまくできています。

気が引けますが雄花さんをブチッと離脱させ、短い命なので記念写真を。

ゴーヤの雄花

そして雌花にバフバフと花粉をはたき、受粉完了!

ゴーヤの雌花授粉

あとは実がふくらむのを待つばかり♪

ツルはついに私の背よりも伸びてきて、この先まで行くと洗濯物干し場に到達してしまいます。ものは試しでゴーヤの気が済むまで伸ばしてみるとします。

ゴーヤ玉膨張中

1週間後、最初に咲いた雌花が日々ふくらんでおります。

ゴーヤの実

続々と雌花がついてきているので、いやってほどゴーヤばかり食べる日が近々来るかもしれません。わくわく。

ところでゴーヤの雄花は、朝大量に咲いて夕方くらいにはポロポロと落ちてしまうのです。なんともはかない命なのです。

どうせ落ちるなら咲いてるうちに摘み取っちゃえ~と、こんな風に水に浮かべて利用しております。

ゴーヤの雄花

これでも1日でしおれますが、しばし鮮やかな黄色の花を涼しげに観賞できていいですよ。

ゴーヤの危機!黒星病?

10日後、下のほうの葉っぱが枯れ始め、なんか怪しい気配が。

ネットで調べていたらなにやら「黒星病」という症状に似ている気が…。

ゴーヤの病気黒星病

これは軽症ですが、だんだん黄色くなって黒くブツブツになって葉っぱが枯れていく病気です。

一度発症するとどんどん伝染するらしいので、かかった葉っぱをざくざくと切り落としています。

おかげでしたのほうはツルッパゲです(泣)。

いろいろ検索したのですが、消毒薬以外に効果的な治療法は見つからず。薬をまかないとだめかなぁ~、無農薬栽培で育てたかったのですが。

やはり植物枯らしハウスの汚名返上できずか?!まだ収穫もしてないのに~!

ところで昨夜水をやっていたら、こんな美しいお客さんが一晩お泊りになっておられました。びっくり!

ゴーヤに止まるアゲハ

ゴーヤ意図せず初収穫

さらに1週間後。

なんとゴーヤ1号のシッポがすでにうっすら黄色くなっていました!

どうも最近伸びないし、ちょっとやわらかいので怪しいなと思っていた矢先の出来事です。

生長しなかったのは栄養不足か?葉っぱの病気のせいか?まあ何はなくとももう食べるしかないので切り取って、雄花に囲まれ最後の記念撮影を。

たったの12cmしかありません…。

ゴーヤの実収穫

そして惜しげもなく私に真っ二つにされるゴーヤ1号。赤っ!

種が赤いゴーヤ

収穫が遅れると種の周りが熟して赤くなり、甘くなります。もったいないのでちょっと食べてみます。味は、マンゴーをかなり薄くしたような味かなあ。

市販の種で育てた実から取れた種は育たないらしいのですが、一応種も洗って確保してみます。

そして、記念すべき初ゴーヤは生で食べてみようと思い、調味料を適当に調合してゴーヤのサラダを作成。
1本使ってたったこれっぽっちです…。

ゴーヤサラダ

味のほうは…。うぉー苦い!ワイルドな苦さ!!種は甘かったのに実は全く甘くない!

しっかりゴーヤの味です。苦いもの好きにはたまらんです。ゴーヤ1号は一瞬で私の胃袋の中へ入って任務完了されました。あーおいしかった。

さて、残りのゴーヤも半端な感じに育ちそうですが、生ぬるく見守って行きたいと思います。

ゴーヤに鶏糞肥料追加

どうも葉っぱの病気のせいか育ちが悪いうちのゴーヤですが、さらに悪化してキュウリみたいなへなちょこゴーヤがなり始めました。

最初に入れたうちの生ゴミ処理機肥料は、もう出がらしになって役目をなしていないようです。

何とかしないとと思って有機肥料について調べると、鶏糞がいいとの情報を見つけました。

ただ、なにぶん物がフンですので、におうのが難点です。

さらに探していると、におわないらしい鶏糞を発見!早速買ってきました。どっさり入ってこの価格。安い!

早速開けてみると、確かにほとんどにおいがしません。プランターにバラバラとまいて水をかけます。

で、その後数日。肥料が効いてきました~、ゴーヤが太ってきました、そして続々と膨れてきました!

今日はまとも(に近い)なゴーヤも収穫できました♪

ゴーヤの実

鶏糞肥料、効きますね。

あばしゴーヤなので、長くならずに結構太く育つようです。今まで収穫したゴーヤと色つやが違います。

早速切り刻まれて塩漬け中です。かつお節、ごま油をかけていただきま~す!

翌年のゴーヤは種から発芽

上記のゴーヤから取った種、1年後にまいてみました。

なんとか育ちました。

ただ、今回の葉っぱは熱に弱いらしく、ベランダの鉄柵の高熱になったと思われる部分に触れていた葉っぱが溶けています。

まいた時期は前年より遅かったのですが、育成状況は同時期とあまり替わらない模様。
無事実がなるのか、植物枯らしハウス住人としては気が抜けません。

他にバジルも育てていました。
虫もつかずにニョロニョロ伸びて育てやすいです。随時収穫中。採れたての生の葉っぱは香りが違いますね!

バジル

ゴーヤプランターに幼虫

上記のゴーヤ、ちょっと植えるのが遅かったので、8月に初収穫できました。2年目は結構立派に育ちました。

日々豪快にバケツで水をやっていたのですが、先日ジャバーッと水をかけたら、地表に何やら白いものが…。

こ、これは…なにやらの幼虫っっ!
(苦手な人のために写真小さ目)

なんと、4cmくらいの幼虫が数匹ゴロゴロ見えるのです。

土に混ざってやってきたのかと思ったら、もう1つのプランターにはいないみたいだし、どうやらここで産卵された模様です。

調べたところ、アオドウガネの幼虫らしいです。そう言えば成虫は近所でよく見ます。

何もうちの猫の額程度のプランターの土で産まなくても…。

昆虫はそこそこ好きですが、幼虫に住まれるのにはちょっと困っております。

ゴーヤとツナの組み合わせは最強

この年はあまり暑くなかったせいか、あるいは自家栽培の種のせいなのか、それとも幼虫がいついたせいか、はたまた植物枯らしハウスの住人が悪いのか、8月末にはゴーヤがすっかりショボくれてしまいました…。

でも最初の頃はかなりの大玉もなり、十分収穫できたのでまあいいとします。

ネットで見つけたゴーヤレシピで大量にいただきました。

ゴーヤとツナのサラダの作り方 (ズボラなコンプル流アレンジレシピ)

  1. 縦半分に切り、中の綿は適当に取ればOK。
    取らないと苦いとなぜかまことしやかに語られていますが、実は綿は苦くないのです!試しに食べてみて下さい。
  2. ゴーヤを適当にスライスします。
  3. 苦いのが苦手な方はしばらく水にさらし、そうでない方と面倒な方はそのままビニール袋へ。
  4. 塩を適当にババッと入れて軽く塩もみ。ビニールだとフリフリすればいいので手も汚れず楽ちんです。
    熟れ過ぎて黄色くなったやつも混ぜています。

    ゴーヤの塩もみ

  5. 15分くらい置いてからザルで洗い、ボールにうつしてレモン汁とツナ缶をオイルごと入れて和えます。
  6. お好みでコショウ、七味、マヨネーズなどを追加してもOK。
    しばらく置き、味がなじんでしなっとしてから食べてもおいしいです。

この日はゴーヤが大量過ぎで混ぜられなかったので、ツナ缶をそのまま上に開けました。男の料理のようです。

ゴーヤとツナのサラダ

この後1回でこの年のゴーヤは食べ収めでした。