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先日、東京の東村山にある豊島屋酒造さんの夜の酒造見学にお伺いしてまいりました。
見学施設のない、リアルな酒蔵を拝見できる貴重なチャンスですので、がっちり見て撮ってきました。
日本酒ができるまでをぐるっと見学
まず最初はこの金婚のタンクから。
これは地下水をくみ上げた仕込み水が溜められていて、各施設にここから給水されています。
地下水の温度は16度。硬度57度で、定義上はギリギリ軟水です。
日本酒の成分は、水8:米2。やはり水が重要なのですね。
この機械でお米が蒸されます。蒸される温度は80度、50分間。
続いて、蒸したお米と麹が混ぜられます。麹は発酵する際に発熱し、55時間で45度になるとか。これが種麹。
このレトロな機械で温度管理をしています。
スーパーで買う麹はもっとモッフリと白い菌糸が生えていますが、これは全然毛がありません。
その旨たずねてみると、これは日本酒用にあえて締めて菌糸を生やさないんだとか。ほー。
食べると、カマンベールチーズのような白カビ風味でおいしいです。
こんなドキドキする施設も。
ここでは酵母がブツブツして、二酸化炭素を吐き出しまくっていました。
一応、生きて出られました。
あと、仕込みタンクの上にも登らせてもらえました。足場は細くてかなりデンジャラスです。足腰に自信のない人は登らない方がいいかも。
二酸化炭素の充満するタンクの中に落ちたらもうアウトです(^_^;)
たくさん貴重な施設を見せていただけて楽しかったー!
試飲はタダでは飲ませない?!
そして、円卓で更なるお楽しみの試飲タイム♪
…と思ったら、銘柄当てクイズが始まりましたよ(・・;)
最初に飲んだこのお酒と同じものはどれだ?当たった人だけこのあと飲んでいいよー、と!
むむ、確実に2銘柄のどっちかだというところまではわかったけど、どっちだかわからーん!
結果、外しました…。私の舌もそんなもんか…当たった方は8名中3名くらいだったかな?
タダで飲めた
外した人も無事お酒をいただけたので良かったです。
杜氏さんや蔵で働く方々と話しながら、各種日本酒飲み放題状態です。うひゃ。
最初に利き酒で飲んだ日本酒が、豊島屋酒造が誇る屋守(おくのかみ)です。八反錦というお米で仕込まれています。しっかりした味なのにくどくない、おいしい日本酒です。
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いやー、久々に酔っぱらいました。
が、仕込み水もおいしくてチェイサーでガブガブ飲んでいたおかげで二日酔いにもならず、悪酔いもせず、翌日もスッキリでした。
やはり、アルコール摂取時に水分補給は大事だということを身を持って体験しました。
タダ酒頂いてばっかりも何なんで、一番私好みで美味しかった 金婚 江戸の華を買ってきました。
こちらは山田錦を35%まで磨いた大吟醸です。何かいいことがあった日に開けよう(^_^)
今度はうちのカメラ講座でもこちらにお伺いする約束を取り付けたので、6月頃の埼玉屋外撮影の時に行きたいと思っています。