三陸鉄道縦断の岩手旅行2-2 浄土ヶ浜でウミネコまみれ

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2015年5月 三陸鉄道縦断の岩手旅行2-1 釜石駅-宮古駅のバスから被災地の現状 の続きです。

バスを降り、本日の目的地 浄土ヶ浜へ。名前だけは聞いたことがありましたが、初訪問です。

山道で初めてカタクリを見ました。花は5cm位。意外と大きいのね。

カタクリの花

浄土ヶ浜遊覧船へ

今日のメインは、みやこ浄土ヶ浜遊覧船です。この船、土日や繁忙期は定期船が出ているのですが、それ以外の平日は団体客が乗る時間に出る臨時便に個人客が便乗する感じです。

みやこ浄土ヶ浜遊覧船

なので、この日も1日1本の船を目指して乗りに行きました。

ウミネコパンを買うべし

団体さんはあまり興味がないのか買っている方はわずかでしたが、私はこれが目当てで乗ったくらいの「ウミネコパン」100円。

うみねこパン

成分を見ると昆布やイカの粉末が練り込まれたパンのようです。

「人間も食べられますよ~」というガイドさんのお言葉に、パクっとひとくちいってみました。

意外と塩気が効いたパンですよ。結構いけます。

で、これをエサにウミネコをおびき寄せるわけですが、これがまたなかなかハードな作業なのです。

ウミネコの群れ

とにかく船がガンガン揺れるので柵につかまっていないと本当に海に落ちそうなのに、パンをちぎって差し出さねばならず、おまけにカモメより大きいウミネコはくちばしも超鋭い(パンごと指を食われるとかなり痛い)と来たもんです。

これ、痛いヤツ。

ウミネコに指を食われる

しかも、油断していると袋ごと持って行こうとするので気が抜けません。

ウミネコパンを引っ張る

ちぎって投げてはインパクトのある写真が撮れません。母親をエサ持ち係にして、片手は柵、片手はカメラでガンガン連写しました。

浄土ヶ浜のウミネコ

ジロリ。

浄土ヶ浜のウミネコ

パン食い競争です。

ウミネコパンを食べた

睨みも効いてます。

ウミネコの目線

現地では見ている余裕もありませんでしたが、いいウミネコショットがいっぱい撮れたので満足です!

海辺の風景も良かったけど、鳥好きには特におすすめですよ。

浄土ヶ浜

水族館ウォリヤスはカレイがかわいい

下船後、まだ時間があったので、近くの岩手県立水産科学館ウォリヤスへ。

三陸の海の生物や漁の道具が展示されている施設です。

左ヒラメに右カレイ。

カレイとヒラメ

目玉がクリッとして、口が縦でかわいい。

カレイの顔

なにげなく移動しながら水槽を見ていると…

ヒラメ

あれ、自分の動く方向についてくる…?

こっちを見るカレイ

偶然かと思って何回も(いや、何十回も!)誰も他にお客さんがいないのをいいことに、あっち行ったりこっち行ったり怪しくうろついてみるも、常に自分らの行く方向に顔を向けて腕立て体勢で着地するのです。見張ってるみたいでおもしろい!

後で調べてみると、カレイって結構賢いんだとか。やはり水中監視員だったのか…。

浄土ヶ浜パークホテルはとても良い

2日目の宿は、口コミでも評価の高かった 浄土ヶ浜パークホテル へ。ここも被災されたようですが、そんな面影はみじんもなく、美しく快適に元気に営業されていました。

プランは朝夕ビュッフェの食事にしました。旅先では好きなものを好きなだけ食べたいのです。

海沿いのホテルだと海の幸が豊富なディナーを想像しておりました。普段私はあまり魚介類を食べないのでそれもいいのですが、こちらは何と、ローストポークがメインディッシュのひとつとして提供されていたのですよ。

浄土ヶ浜パークホテルのディナー

白銀豚(はっきんとん)という岩手のブランド豚です。豚肉最高!な私は以前1度食べたことがあり、その時にものすごくおいしかったのを覚えていました。

シェフがその場で焼き目をつけてくれます。ローストポークは絶品でした!あとからさらに3枚も食べて、胃袋に肉満載で床に就くことになります…。

浄土ヶ浜パークホテル、宮古駅付近で泊まるならおすすめです。

おまけのLNG船

部屋の広い窓から浄土ヶ浜が眺められたのですが、昼からLNG船が停泊していました。

浄土ヶ浜のLNG船

夜はこんなすてきな姿に!

夜のLNG船

工場夜景大好き女にはたまらん感じです。真っ暗闇に朝まで浮いていましたよ。

 

我ながらすべていいチョイスの大満足な2日目でした。3日目 三陸鉄道縦断の岩手旅行3-1 龍泉洞は地底湖と川がすごい に続きます。