函館大沼ビールと昆布館工場見学

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北海道函館の教会風景と函館山からの夜景 の続きです。

行きたいところはだいたい1日目に撮ってきたし、2日目は予報通り朝から雨もぱらついていたので、のんびりスタートしました。

函館国際ホテルのイクラ

今回2泊旅行で、1泊目はこちらに泊まりました。

函館国際ホテル
函館国際ホテル

ホテルの朝食はイクラ食べ放題!さすがに新物ではなさそうでしたが、ちゃんと道産イクラでした。食べ放題だと輸入物もあるとか。

イクラ大盛り

ちなみにこれはイクラ丼ではなくて、イクラの中に一口だけご飯がまぎれているイクラモリモリ米添えです。つまり、このイクラの下層もほぼ全部イクラです。幸せです。

雨の大沼公園

イクラの食べ過ぎで胃がもたれるという贅沢を味わいながら、なんとなく大沼公園に行ってみるとしました。

函館駅から電車で北に50分ほどの所にある国定公園です。名前の通り、大沼、小沼と数々の沼があります。

大沼公園

あの名曲、千の風になってが誕生した地だとか。

大沼公園千の風になって

確かにイメージできる雰囲気でした。

大沼公園千の風になって

しかし、本格的に降ってきましたね。水滴の落ちる水面を見ながら「おてんとうさまには逆らえない人間ってちっぽけだなぁ」などと考えておりました。

雨の波紋

お天気が良ければここから渡島駒ヶ岳が見えるようですが、この日はこんな感じでほぼ雲の中でした。

大沼公園と渡島駒ヶ岳

遊覧船も出ていましたが、このお天気では眺めも期待できないのでやめておきました。ツアーの外国人観光客はわんさか乗っておられたようです。

大沼公園遊覧船

貸し切りの大沼ビール

帰りの電車まで時間もあるし、雨も強まるし、仕方なくブロイハウス大沼のビアホールに来ました。仕方なく昼からビールを飲むとします。いやー、実に仕方ない。

大沼ビールレストラン

すみません、嘘です。ここが目的だったようなものです。

大沼ビールビアホール

大沼周辺はかなり混んでいたのに、ツアー客が寄らないからかここにはお客さんは誰もいません。結局最後まで誰も来ず、私1人の貸し切りホールでした。

せっかくはるばる来たので3種類飲まないと。

大沼ビール飲み比べ

3つ頼むと900円でお得です。

大沼ビール飲み比べ

こ、これはおいしい!3種全部おいしい!クラフトビールにありがちな妙な個性はないのに、しっかりと素材とそれぞれの味が生きています。

今まで飲んだクラフトビールの中で一番かも。実にいい仕事してらっしゃる。

大沼ビール

朝のイクラで胃袋満載なのでつまみは頼まず、ひたすらビールの液体だけいただいてきました。

通販で直売もある模様。お値段分の価値ありですよ。

 

ほろ酔いで大沼を後にしました。

昆布館

函館駅に戻るついでに寄れるとこはないかと探してみたら、北海道昆布館という謎の施設を見つけました。

昆布館

ちょうど函館空港に置いてあったプレゼント引換券をもらっていたのでした。

「マイカーレンタカー限定」と書いてありますが、ツアーではなく自力で来た人が対象のようで、徒歩や路線バスもOKです。ちょっとアクセスは不便です。

0-150909_145024昆布館プレゼント引き換えクーポン

車に乗らない私は、七飯駅からひたすら30分くらい歩いてイクラとビールの燃料を消費してきました。

昆布関係の展示がいろいろあります。昆布干しのジオラマも。

昆布館ジオラマ

あとは広大な売店で、いろいろと試食もできます。昆布好きにはうれしい施設です。

昆布工場見学

ふと売り場の奥を見ると、ガラス張りで工場が見えるではないですか!

わーお、とろろ昆布の製造が見学できる!シュコシュコと降り注ぐとろろを…

昆布館の昆布工場とろろ

一定量手に取って、

昆布館の昆布工場とろろ

くるっと丸めて量ったら、

昆布館の昆布工場とろろ

緑のカバーで整形して、

昆布館の昆布工場とろろ

スポッとパッケージに封入!

昆布館の昆布工場とろろ

羽衣のように舞い降りるとろろ昆布は、こういう具合にパッケージングされていたのですね。

こちらは板状のおぼろ昆布製造風景です。宙を舞う薄削り昆布!

昆布館の昆布工場

程よく重なりができるようにきれいに並べてコンベアーに載せて、

昆布館の昆布工場

圧着されると板状になり、ロールに巻かれていきます。

昆布館の昆布工場

個人的にかなりテンション上がるスポットでした。工員さんと近いので、目の前であまりバシバシ連写で撮るのも気味悪いかと思って控えめにしときました。

粉末昆布を買って、プレゼント引換券でこの圧着おぼろ昆布のサンプルをいただけました。おいしかったです。

昆布館前のバス停から函館駅まで戻ります。

函館には乗り継ぎというシステムがあるのを今回知りました。バスを降りるときに「乗り継ぎで」と言うと、追加50円を払って市電に乗れる券がもらえます。

函館乗継乗車券

ドキドキしながらやってみてゲットした乗り継ぎ券です。210円区間が50円で乗れるのです。これはお得。

スーパーの晩餐

その券で函館駅から市電に乗り、スーパー魚長にやってきました。函館は駅前に市場はあるけど、普通のスーパーがないのですね。

函館スーパー魚長

この日の夕食はスーパーで調達することに決めていました。函館はスーパーでも新鮮な朝獲れのイカが食べられると聞きつけ、見てみると本当にぷりぷりとしたイカ刺しが並んでいました。

あと、ゆでたての熱々トウモロコシもおすすめです。東京では結構高いホワイトも入って、2本でたった250円!しかも甘くておいしかったです。

ニシンの昆布巻きも意外と食べたことがないかも?と買ってみました。日本酒に合いそうないい味でしたが、昼間からビールを飲んだので夜はアルコールはやめておきます。

スーパーの食材と惣菜

この角の立ったイカ刺しは、もちろん臭みもなくプリプリで大変おいしかったです。これは函館に来ないと食べられない味ですね。

イカの刺身

これだけ食べて、しめて963円!スーパー魚長万歳!

函館2日間は、おいしいものと工場満喫で雨でも大変満足でした。

3日目に続きます↓

雨の観光は函館熱帯植物園とやきとり弁当と地元食材